“社長のひとり言”では頻繁に登場するマラソンブログもあっという間に50回!記念の50回ということで少々長文となることをお許しください。
11月12日のいびがわマラソンでは、またまた32キロ過ぎに大失速してしまったので、11月19日の神戸マラソンは、最初の5キロを25分、35キロまでは5キロ23分のペースを守り、残りの7,2195キロド根性で走る!というプランを立て走る、と前回のブログにて宣言させて頂きました。
今までも「前半飛ばし過ぎ」とよく言われましたが、前半飛ばすといけない理由がよくわかっていなかったので、結局抑えることがでませんでした。ところが今回、要約すると「スタート直後に消費するエネルギーは非常に大きく、特に5キロくらいはアップのつもりで抑えて走ることで、消費量も大きく抑えられる」という話を聞きました。その話が妙にハマって、「アップしないなら、最初は抑えなければいけないんだ!」と考えることができたのでした。
最初飛ばさなくてよい」と考えるだけで、早くから競って整列する必要もなくなり、更にスタートしてからもごちゃごちゃの中で左右にすり抜け走る必要もなくなるなど、かなり心のゆとりも持てました。
ゆったり走ったつもりでも最初の5キロは23分。このペースで35キロまでいこう!と心に決め、ひたすら5キロラップを気にしながら走り続けました。30キロ過ぎてもいつものようにカラダが重くなるようなことはなく、目標の35キロを通過!ここからはど根性!というプランでした。しかし「神戸は37キロ付近で難
関の坂道があるので、その坂道までは今のペースを保ち、登り切って最後の2.2キロをど根性でいこう!」と冷静に走り続けました。
今までは「後半失速して当たり前」と考えていた私でした。しかしずっと同じペースで走り続け、更にはまさかのラストスパートまでかけることができました。「自分もまだこんな走り方ができるんだ!」とペースアップしながら嬉しさがこみあげてきて、涙しそうになった瞬間もありました。最後は「なんとか3時間14分台に乗せたい」の一心でゴールを目指し、3時間14分47秒。エイドでも立ち止まることなく、走り続けたのは2013年以来だと記憶しています。
記録的には自己ベストには及ばない6番目の記録ですが、“同じペースで完走できた”ということと、“2年ぶりに3時間15分を切れた”ということから、諦めかけていた夢に向かって挑戦できる勇気を与えてくれた大会となりました。
神戸には、ご主人の転勤により退職され、大阪に引越しした吉岡さんが応援しに来てくれていました!吉岡さんから「35キロ付近で応援してます!」と連絡をもらっていたので、「とにかく35キロまでは笑顔で頑張ろう!」と思いながら走ったことも、よかったと思います!!結局、吉岡さんは10キロ付近で応援していたらしく、私は気づけませんでしたが・・・しかし吉岡さんは私に気づいてくれたようです。
完走後、なぜか食べたくなるラーメンを付き合ってもらい、元気にされている吉岡さんとたくさんお話ししてきました
このブログが100回に到達する時には、2時間台の夢を叶えたい、そのための練習方法をもう一度見直そうと考えています
(S.K@社長)