2019.09.24
なぜまらそん62 中止の決断
9月22日に予定されていた「第4回新庄-蒜山フォレストレイル」は台風17号により中止を余儀なくされました。走ることを楽しみにしていた我々選手やボランティアの皆さまにとっても残念でしたが、誰よりも残念だったのはここまで多大な労力と時間を費やし、多くの方に感動を届けようとしてきた大会実行委員長である黒田や黒田を必死に支えて下さったサポーターの皆様だと思います。 黒田たちは、マラソン大会にしか出場したことのない私には思いつかないような多岐に亘る観点から議論を重ね、大会前々日の午前中には中止の決断をしたのでした。 ① 台風がくることが分かっていながら開催する以上、絶対に選手やボランティア、関係者に取り返しのつかない事態を起こしてはならない。また起こしてしまったら、二度と開催はできなくなる。 ② 国立公園に指定されているエリアを走る中で、足元の悪い中で多くの選手が走ることは、自然環境破壊につながりかねない、などなど。 9月20日に新庄村や蒜山のコースを視察しましたが、既に足元は非常に悪く、私は滑って転ぶ有り様でした。 早くも21日には多くのボランティアの方により、参加賞や完走賞、ゼッケンなどを郵送する作業が行われていました。数日後には参加予定であった皆様の手元に、黒田たちの真心こもった手紙や品物が届くと思います。 「来年こそロングの部で完走するぞ!」と誓いながら21日夜には岐阜帰り、22日は本来であれば73.7キロ走っていたのだから・・・と気合いを入れ、金華山ドライブコースを4往復し60キロ走りました。そして翌23日13.7キロ走って、大会で走れなかった73.7キロの穴埋めしておきました(笑)。無意味だとわかっていても直すことができない、私の数へのこだわりでした(笑)。 写真は優勝者などへのトロフィーや楯、メダル、大会実行委員長バッヂです。どれも素敵ですが、特にバッヂは手作り、ヒノキのカンナくずで作られています!! (S.K@社長)