投稿日:2023.07.06 最終更新日:2024.05.29
城マニア
城郭建築の用語で、縄張と言われる作業をご存じの方はいらっしゃるでしょうか?
ピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんね。
注文住宅で地鎮祭をされた経験のある方は、家の形で縄を張ってあるのを見た覚えがあるのではないでしょうか?
元々は、お城や寺社などを普請するにあたり(普請とは現代でいうところの土木工事)
はじめに行う作業です。
簡単に説明すると、広大な土地に図面を描くイメージです。
縄を張って切土、盛土、石垣、天守郭等の区割、位置、規模、形などを決める行為です。
城郭の地図記号の凸はこの縄張に由来していますし、その他、動物のテリトリーの和訳(縄張り)の語源にもなっています。
現代の建築や土木工事においてもその名残があり、最初に出ていた地鎮祭の地縄や造成作業の丁張り、遣り方などの作業に受け継がれています。
(F.H@施工チーム)
この記事を書いた人
國六株式会社 住宅事業部
木のぬくもりと共に暮らす。 Only Oneの住まいをお届けします。