投稿日:2021.05.20 最終更新日:2024.05.28
工具のあれこれ
DIYのブームが始まってから、一般家庭にも工具が増えたかと思います。私たち現場監督は、作業することも多いため、もちろん作業道具もたくさんあります。今回はその中の一部を紹介したいと思います。
さて、今回紹介するのは皆さんも一度は触ったことのある、金槌です。
皆さんは金槌と聞いて何を思い浮かべますか?実は金槌と言っても種類がたくさんあり、用途に合わせて使い分けています。
現場で一番よく使うのは、やはり釘等をたたく玄翁です。よく見るハンマーと言えばこちらかと思います。ちなみにげんのうと呼びます。物によっては先がとがったものもありますが、木製の柄に金属製の槌でできているものが多いです。グリップがゴムの物もあり、私はそちらを使っています。先端の槌の部分は左右で微妙につくりが違っていて、丸みのある方でたたくと木材に跡が付きにくかったりします。
次に紹介するのは、大工さんが良く使う物として、ちょっと大きな木槌で掛矢(かけや)と呼びます。杭打ちなどによく使われる木槌で、梁と柱をつなぎ合わせるときにこれで叩いています。重みがあり、なかなか使いこなすのは大変だったりします。よくゲームのキャラクターが持っていたりもします(笑)
紹介し始めるときりがないので、今回はこれくらいにしておきますが、他にも槌の部分が石でできている石頭ハンマーや、解体などでよく使う、束の長いウォーハンマー等、様々なものがあります。DIYに慣れてきたら、今度は道具にこだわってみるのもいいかもしれませんね。
※写真の道具は左から石頭ハンマー、玄翁、ウォーハンマー、掛矢です。
この記事を書いた人
Hattori
住宅事業部 施工チーム/主にリフォーム担当しています