2019.09.21
木材に表裏がある?~木表と木裏の見分け方~
木表は「キオモテ」、木裏は「キウラ」と読みます。 木を製材したときに、丸太の外側にあたる面が木表=オモテ。内側(芯に近い)のほうが木裏=ウラです。 板にしたときの見分け方は、木口(年輪が見える面)を見ればわかりやすいです。 木口には年輪が表れていますが、そのカーブの方向を見れば、どちらが木表か木裏かがわかります。 カーブが山になっている方が、木の外側ですから木表。 カーブが谷になっているのは、木の内側であり、木裏ということになります。 また、木口ではなく板目の様子も、木表と木裏では違っています。 木表は、年輪がもぐっているような感じ。 木裏は、年輪が乗っている感じ。 とよくいわれますが、正直、慣れていない人が見てもよく分かりません・・・。 私も初めは全く分かりませんでした。 しかし、慣れて来れば雰囲気がつかめるようになりますし、熟練の大工さんや製材所の職人さんは、一目見れば瞬時にわかるそうですよ! とりあえず初心者の方は、木口を見て見分けるのがよさそうです。