投稿日:2019.09.21 最終更新日:2024.05.28
木材に表裏がある?~木表と木裏の見分け方~
木を製材したときに、丸太の外側にあたる面が木表=オモテ。内側(芯に近い)のほうが木裏=ウラです。
板にしたときの見分け方は、木口(年輪が見える面)を見ればわかりやすいです。
木口には年輪が表れていますが、そのカーブの方向を見れば、どちらが木表か木裏かがわかります。
カーブが山になっている方が、木の外側ですから木表。
カーブが谷になっているのは、木の内側であり、木裏ということになります。
また、木口ではなく板目の様子も、木表と木裏では違っています。
木表は、年輪がもぐっているような感じ。
木裏は、年輪が乗っている感じ。
とよくいわれますが、正直、慣れていない人が見てもよく分かりません・・・。
私も初めは全く分かりませんでした。
しかし、慣れて来れば雰囲気がつかめるようになりますし、熟練の大工さんや製材所の職人さんは、一目見れば瞬時にわかるそうですよ!
とりあえず初心者の方は、木口を見て見分けるのがよさそうです。
この記事を書いた人
Kurahashi
住宅事業部 設計チーム/建売分譲住宅の設計を担当しています/二級建築士