投稿日:2026.09.15 最終更新日:2026.09.15
温暖化の時代に考えたい。「国産材で家をつくる」ということ
目次
温暖化と森林の未来を考えた家づくり
近年、私たちの暮らしの中でも、地球温暖化の影響を感じる機会が増えています。
夏の厳しい暑さ、これまでにない大雨や台風、集中豪雨など、「これまでとは少し違う」と感じる異常気象も珍しくなくなりました。
地球温暖化をはじめとする環境問題は、決して遠い場所の話ではありません。
そんな今だからこそ、私たちは家づくりに使う「木」にも目を向けたいと考えています。
クニロクホームが国産材にこだわるのは、木の持つ魅力や品質だけが理由ではありません。
木を育て、木を使い、また森を育てる。
そんな森林資源の循環を、これからも大切にしていきたいという思いがあります。
木は、二酸化炭素を吸収する
木は、成長する過程で二酸化炭素を吸収し、炭素を蓄えます。
森林は、二酸化炭素を吸収することで、地球温暖化の防止にも大きな役割を果たしています。
だからといって、「木を使わずに森をそのまま残せばいい」というわけではありません。
森林を健全な状態に保つためには、木を植えるだけでなく、育った木を適切に伐り、使い、その後にまた新しい木を植えるという「森林資源の循環」が大切です。
適切に育てられた木を住宅などに利用し、そこへ新しい木を植える。
そして、次の世代の木を育てていく。
この循環が、豊かな森を未来へつないでいきます。
クニロクには、2,765haの社有林があります
クニロクが国産材にこだわる背景には、長年にわたって森林と向き合ってきた歴史があります。
クニロクは、岐阜県・岡山県に合わせて約2,765haの社有林を所有しています。
なかでも岡山県真庭郡新庄村にある森は、大山隠岐国立公園にも位置しています。
私たちにとって「木」は、家を建てるための単なる材料ではありません。
長い年月をかけて育つ、大切な資源です。
だからこそ、木を育てることから、木を使った家づくりまで。
そのつながりを大切にしたいと考えています。
なぜ「国産材」なのか
日本は国土の約3分の2を森林が占める、豊かな森林国です。
一方で、森林は人の手を入れずに放置すればよいというものではありません。
木を育て、適切な時期に伐採し、木材として利用する。
そして、また新しい木を植え、次の世代へつないでいく。
こうした森林資源の循環を続けることが、森林を健全な状態に保つことにつながります。
国産材を住宅に使うことは、日本の森林で育った木を、私たちの暮らしの中で活かすこと。
その需要が、森林の手入れや林業、木材産業を支える力にもなります。
また、海外から木材を運ぶ場合には、長距離輸送に伴う環境負荷も生じます。
だからこそ、国内で育った木を住宅に活かす。
私たちは、国産材を使うことにも大きな意味があると考えています。
木を使うことは、森を育てること
「木を使うこと」と「森を守ること」は、一見すると反対のように思えるかもしれません。
しかし、適切に管理された森林では、成長した木を伐採して木材として利用し、その場所に新しい木を植えることで、森林資源を循環させることができます。
さらに、住宅に使われた木材は、家という形で長く使われ続けます。
木が成長する過程で吸収した炭素を、木材として住宅の中に長く蓄えることにもつながります。
だから私たちは、木を「消費する」のではなく、「活かして、次につなげる」ことを大切にしています。
1898年創業。木とともに歩んできた國六
クニロクは1898年の創業以来、木と深く関わりながら歩んできました。
長い年月をかけて育つ木と、何十年にもわたって家族が暮らす住まい。
どちらも、短い時間では完成しません。
だからこそ、目の前の家づくりだけではなく、その先にある未来まで考えることが大切だと私たちは考えています。
異常気象や温暖化など、環境を取り巻く状況が変化する今。
どんな木を使って家を建てるのか。
どこで育った木なのか。
そして、その木が次の森へどうつながっていくのか。
家づくりの材料を選ぶことも、未来の暮らしを考えるひとつの選択です。
森と住まいの未来をつなぐ
木を育てる。
木を使う。
家をつくる。
そして、また森を育てる。
クニロクが国産材にこだわるのは、そんな森林資源の循環を大切にし、未来へつないでいきたいからです。
これからもクニロクホームは、国産材・岐阜県産材を活かしながら、木の魅力を感じられる住まいをつくっていきます。
森から住まいへ。
住まいから、未来の森へ。
木とともに歩んできたクニロクだからこそできる家づくりを、これからも大切にしていきます。
この記事を書いた人
Nitta
住宅事業部 総合企画室室長/分かりやすく丁寧に、クニロクの情報を発信します。/二級建築士・宅地建物取引士
