2018年6月18日 月曜日
がっかりと感動と ~山陰旅行記~
先日、夫婦で山陰地方へ旅行しました。2泊3日で行程はざっとこんな感じです。
1日目 新幹線広島駅~石見銀山~出雲大社~玉造温泉泊
2日目 水木しげるロード~足立美術館~三朝温泉泊
3日目 鳥取砂丘~備中松山城~岡山駅
駅からはレンタカーの移動で走行距離が長く、運転が苦手な私にとっては強行軍でしたが、無事帰って来れました。
がっかり世界遺産
石見銀山は世界遺産ということで訪問したのですが、事前にネットなどで調べた段階では評判が良くなく、期待はしないででかけました。
ここで唯一見学できる間歩(まぶ)と呼ばれる坑道までは、拠点となる駐車場から徒歩で40分。車は規制されており、その他の交通手段は貸自転車か、ベロタクシーと呼ばれる自転車タクシーしかありません。当日はあいにくの雨でしたので、間歩見学はあきらめ古い街並みの散策へ。とは言っても見るべき目ぼしい施設も少なく、雨で靴の中がグチュグチュになるだけ。 2キロほど離れた場所にある、世界遺産センターで銀山の歴史を勉強して帰ってきました。天候のせいもあったのですが、私にとってがっかり世界遺産には違いありません。
鬼太郎や妖怪の仲間たち
水木しげる記念館では、鬼太郎やその仲間たちが出迎えてくれました。記念館の中では水木しげるの創作活動の歴史と、全国に散らばる妖怪伝説を知ることができます。岐阜県の妖怪は???説明されていましたけど忘れました。ごめんなさい。
記念館前の道路は、水木しげるロードと呼ばれています。堺港の駅から一直線で800メートルの道路が整備され、歩道には150体ほどの大小さまざまな妖怪たちのブロンズ像が並びます。感心するのは単にブロンズ像があるだけでなく、歩道が車道より広いと思えるほど歩きやすくなっており、周辺の商店も鬼太郎や妖怪に絡めた店が多いことです。街全体が鬼太郎テーマパークといった感じです。地域や自治体が一体となって取り組まねばできないことでしょう。他の市町村も学ばねばならないことだと思いました。
お昼には、ガイドブックにも載っていないお店を見つけ海鮮丼。
その豪華さに
感動の露天風呂
今回も素晴らしい温泉宿に恵まれました。玉造温泉では150坪もある広大な庭園露天風呂。立派な庭園の中に池があるように大きなお風呂があるのです。何か鯉になったような気分です。三朝温泉では10を超える風呂を回遊できるラジウム温泉。ラジウム泉は血流を促進し、健康にも良いようです。
今年の夫婦旅行は終わってしまいましたが、さあ、来年はどこへ行こうか、ともう考え始めています。萩・津和野方面がいいけど能登半島も行きたいな、そんなことを悩みながら企画することも旅行の楽しみの一つですね。
(M.T@総務部)