木を植え、森を育て、
木のぬくもりが宿る家づくり

國六株式会社フリーダイヤル0120-055-926
資料請求・お問い合わせ

スタッフブログ

2017年5月29日 月曜日

私の読書日記37

君の膵臓をたべたい

住野 よる

201705292 2016年度本屋大賞第2位受賞の本。本屋大賞は毎年チェックしている私も、「さすがに猟奇小説?には興味ないし」と敬遠していましたが、今回映画化されるらしく、映画のPVを観ると高校生の恋愛モノであることを知りました。

映画オフィシャルサイト → http://kimisui.jp/

 読んでみると、タイトルからは想像できない、儚くも美しい、そしてテンポのいい恋愛小説でした。映画化に合わせ文庫化もされ、読者が一気に広がることでしょう。

<あらすじ>
 
山内咲良(さくら)は高校2年生。重い膵臓の病気に侵され、余命が告げられているが、日常生活は普通にできており、病気のことは家族以外誰も知らない。一方、主人公の「僕」は咲良と同級生ながら、地味で目立たない生徒。人との関わりを極力避け、人生で一人の友達もつくったことがない。読書だけが自分を幸せにしてくれる時間で、文庫本を常に読んでいる根暗な生徒。そんな「僕」が、ひょんなことから咲良の秘密を知ってしまう。「僕」は咲良にとって【地味なクラスメイトくん】から【秘密を知ってるクラスメイトくん】になる。

 咲良は積極的な行動派で、「僕」は他人の意見に流される「草船」のような存在。結果、「僕」は行動的な咲良に半ば強引に誘われるまま、様々な場所へ遊びにでかける。咲良には「生きているうちにやりたいことリスト」があり、それら全てに付き合わされる。最初は、流されるように嫌々つきあってきた「僕」だが、咲良の存在が自分の中で徐々に大きくなり、咲良の明るさで自分が変わっていきていることに気づく。

 咲良にとっても、「僕」は自分の秘密を知っていてもそれでも変わらず普段通りに付き合ってくれる、心許せる相手として貴重な存在になっていく。
 二人がお互いの存在を強く意識し始めた時、悲劇が起こる。

201705293<感想>
 
いい歳をしたおっさんが読む本ではないかも知れませんが、なかなかいい本です。ツッコミ所がないわけではありませんが、それを上回る感動があります。
 二人の会話はテンポ良く、とてもウィットが効いています。良い言葉もありました。
 咲良「二人が出会ったのは偶然でも運命でもない。私たちがこれまでの人生でたくさんの選択をしてきた結果なんだ。私たちは自分の意志で出会ったんだ
 もう一か所。
 僕「君にとって生きるってどういうこと?」

 咲良「生きるって、きっと誰かと心を通わせることかな

 著者はこの辺りが言いたかったんじゃないかな、と最後に思いました。とてもヘビーなテーマを扱っているのに、とてもライトなタッチで描かれていて、どんどん引き込まれます。最後の30~40ページくらいは、なかなか泣かせます。

(M.T@総務部)

  • LIXILリフォームブログ

資料請求・お問い合わせ

メールでお問い合わせ資料請求はこちら
本社・ショールームへご来店の方はこちら
國六株式会社フリーダイヤル0120-055-926

【本社】〒500-8175 岐阜県岐阜市長住町5丁目8番地