2016年10月17日 月曜日
根尾山林からの100年ヒノキ
クニロクには山林部という部署があり、岡山と岐阜の2チームがあります。今年度は岡山チームが好調で、搬出材積や売上・粗利益ともに目標達成の見込みがたっています。しかし岐阜チームでは昨年数字的に貢献した下呂山林の施業が終わり、根尾山林だけでは数字が上がらない為、目標達成の目途はたっていません。
そんな状況下で、頼みの綱であるのが施業予定地の一部にある大きく育ったヒノキ数本。たくさんではなのですが、杉中心の根尾山林の中での貴重なヒノキです。職人さんたちがどこでどのように伐ることが最も木の価値を高めることができるか?と吟味して頂いた結果、市に出される形になった木が右の写真です。曲がりなしの6mのヒノキ。10月25日の市にかけられるのですが、どのくらいの値がつくのか、楽しみです。
こうした国産材の価値を高めていくためにはまず国産材を使用していくことが最も大切なことです。我々クニロクでは山の所有者の皆様がもう一度山に価値を見出し、山の手入れをしていこう!!と思い起こして頂くために、国産材の価値を高め、日本の森林財産を復活させなければならないと考えています。山をお持ちの皆様、写真のような木がいくらくらいになるのか?ご興味ございませんか?是非、興味を持ってください!!
もちろん木や森の価値は、お金だけの話でなく、森林の手入れをすることで、
① 山がダムの機能を持ち、洪水を緩和する、
② 土砂災害を防止する、
③ CO2削減 など多くの公益的機能を高めることができます。
実益的な面からも環境的な面からも森を活用することは重要なことです。これからもクニロクでは、木こりの仕事をしながら多くの皆さまに国産材を利用して頂ける取り組みをしてまいりますので、ご協力の程よろしくお願い致します。
(S.K@社長)